症例7 奈良県北葛城郡広陵町在住 40代女性
坐骨神経痛と股関節の関係の症状
自宅で重い物を持った瞬間に腰の周りでバキバキと音がして、そこから左下肢の痛みとしびれが出だしたと訴えられ当院に来られました。
初検時歩くのも辛く大変な状態でご主人に付き添われ施術室に入ってくる状態でした。検査で骨盤と腰椎の歪みがあるのを確認し、次に股関節を診ると左の股関節が骨盤内にかなり突っ込んだ状態で外旋方向に変位しているのを確認しました。
坐骨神経痛と股関節の関係の整体
初回は足、骨盤、腰椎の歪みを整えた後、股関節を正常な位置に戻す施術を行いました。
股関節が骨盤内に突っ込み外旋方向に変位してたのが正常な位置に近づくと下肢の痛みしびれが緩和され、引きずっていた足が動くようになり歩行が良くなりました。
その後もこの施術を8回行い坐骨神経痛が治癒しました。
坐骨神経痛と股関節の関係の考察
坐骨神経痛を引き起こす原因には腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症、筋筋膜性疼痛等があります。
今回の原因は筋膜の中に老廃物がたまり捻じれが生じた結果、骨盤内に股関節が突っ込み外旋方向に変位し筋筋膜性の坐骨神経痛を引き起こしていたと考えられる症例でした。
私の臨床経験上坐骨神経痛は今回のような筋筋膜性が原因していることが一番多いと感じています。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)